羽田空港第3ターミナル直結の羽田エアポートガーデンにある、24時間営業のAirport Cafe Lounge NODOKA(エアポートカフェラウンジ ノドカ)をプライオリティ・パスで利用しました。
実際に利用してみると、NODOKAは食事を楽しむラウンジというより、靴を脱いで横になる、個室で仮眠する、シャワーを浴びるための施設です。食事ならALL DAY DININGの方が圧倒的に充実していますが、深夜・早朝を含めて24時間利用でき、出発3時間前という制限もない点は大きな魅力でした。
羽田空港で利用できるほかの施設や、プライオリティ・パスの入手方法については、プライオリティ・パス付きクレジットカードを実際に使った体験レビューでまとめています。

羽田空港のNODOKAをプライオリティ・パスで利用
NODOKAは羽田空港第3ターミナルに直結する羽田エアポートガーデン内にあり、保安検査前の一般エリアにあります。国内線・国際線のどちらを利用する場合も、出発前に立ち寄れます。
| 場所 | 羽田エアポートガーデン2階(保安検査前) |
|---|---|
| 営業時間 | 24時間 |
| PPでの基本滞在時間 | 最大3時間 |
| 搭乗券の条件 | 出発予定時刻の12時間前から利用可 |
| 利用対象 | 出発便の利用者 |
ALL DAY DININGは出発3時間前からという制限がありますが、NODOKAは出発予定時刻の12時間前から利用できます。早朝便や深夜便、乗り継ぎまで長く時間が空く場合にも使いやすい施設です。
なお、Priority Passの利用条件は変更されることがあります。利用前にPriority Pass公式サイトまたはアプリで最新情報をご確認ください。
プライオリティ・パスを持っていない方へ
NODOKAは、プライオリティ・パスがあれば3時間利用でき、食事・酒類・シャワーから2つを選べます。空港ラウンジや対象施設を旅行のたびに使いたい方は、利用回数の上限も含めてカードを選ぶことが大切です。
私は空港で実際に何度もプライオリティ・パスを利用しています。カードの比較と選び方は、プライオリティ・パス付きカードの体験レビューをご覧ください。
3時間利用と選べる特典
プライオリティ・パスでは3時間利用でき、受付時に次の3種類から2つを選びます。
- 指定メニューから食事1品
- 指定された酒類2本
- シャワー1回(40分。バスタオルは別料金)

今回は食事と酒類を選びました。アルコールは飲まないため、酒類の代わりにノンアルコールのアサヒゼロをいただきました。

ただし、店内にはコーヒーやソフトドリンクを自由に飲めるドリンクバーがあります。アルコールを飲まない人にとっては、ノンアルコールビールを選ばなくてもドリンクバーで十分かもしれません。次回はシャワーと食事を選ぶ方が実用的だと感じました。

空港で横になって休みたい人には、本当に使い勝手のよい施設です。深夜・早朝や長時間の乗り継ぎでは、食事の充実度よりも、靴を脱いで体を休められることの方がありがたい場合もあります。
個室エリアの奥には女性専用エリアもあります。一般エリアとは入口が分かれているため、女性一人で仮眠したいときにも安心感があります。

シャワールームも利用できる
NODOKAにはシャワールームがあります。室内にはシャワー、シャンプー類、ハンガー、脱衣用のかごなどがあり、フライト前にさっぱりしたいときに便利です。

プライオリティ・パスの3時間プランでは、選択肢の一つとして40分間のシャワーを選べます。ただし、公式条件ではバスタオルは別料金です。
スーツケースをワイヤー錠で固定できる
個室の入口付近にはスーツケース置き場があり、備え付けのワイヤー錠で荷物を固定できます。大きなスーツケースを個室内へ無理に持ち込まずに済み、仮眠中やシャワー利用中も安心です。

人工芝のリラックスエリアもある
店内には、人工芝にテント、ハンモック、吊り下げチェアなどを置いたリラックスエリアもあります。空港内とは思えない雰囲気で、子ども連れにも使いやすそうです。


仕事はできるが個室はやや暗い
Wi-Fi、コンセント、USBポートがあり、コワーキング席も用意されています。共用のワークスペースには大きな机と椅子があり、パソコン作業をする設備自体は整っています。

一方、今回利用した個室は照明がやや暗く、長時間仕事をする環境としてはそれほど快適ではありませんでした。女性専用の個室には鏡付きライト、コンセント、USBポートがありますが、休息を優先する使い方の方が合っています。

机と椅子を備えた個室もあります。個室で仕事をしたい場合は、マット席ではなくデスク付きの個室を選ぶとよいでしょう。
食事は軽食中心でALL DAY DININGとは大きく違う
今回は、ぼてぢゅう監修の大阪コンビ焼を選びました。味は悪くありませんが、量は少なく、食事というよりおつまみに近い印象です。これだけではお腹がいっぱいにならず、NODOKAを出たあとに1階下のALL DAY DININGも利用しました。

食事は、うどん、丼、カレー、ピラフ、炒飯、コンビ焼き、ミックスナッツなどから1品を選ぶ方式でした。選択肢はありますが、内容は軽食やおつまみに近く、ホテルのビュッフェを利用できるALL DAY DININGとはまったく異なります。
ALL DAY DININGの営業時間内で、しっかり食事をしたいなら、私はALL DAY DININGを選びます。一方、営業時間外や、食事よりも仮眠・シャワー・休息を優先したいときはNODOKAを利用します。
NODOKAとALL DAY DININGはどちらがおすすめ?
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| しっかり食事をしたい | ALL DAY DINING |
| 靴を脱いで横になりたい | NODOKA |
| 個室で仮眠したい | NODOKA |
| シャワーを浴びたい | NODOKA |
| 深夜・早朝に利用したい | NODOKA |
| 出発3時間より前に休みたい | NODOKA |
| 仕事をしたい | NODOKAのコワーキング席。ただし個室は暗め |
両施設は同じプライオリティ・パス対象施設でも、目的が大きく異なります。食事ならALL DAY DINING、休息ならNODOKAがおすすめです。
なお、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードなら私のように両方の施設を同じ日に使うことができます。
羽田空港で利用できるプライオリティ・パス対象施設をまとめて確認したい方は、プライオリティ・パスの体験レビューと対象施設の選び方も参考にしてください。
早朝便・深夜到着なら羽田空港周辺ホテルも選択肢
NODOKAは、フライト前に3時間ほど横になって休みたいときには便利です。ただし、朝までしっかり眠りたい場合や、家族で休みたい場合は、羽田空港周辺のホテルを予約した方が快適です。
- 数時間だけ休む:NODOKA
- ベッドでしっかり眠る:羽田空港周辺ホテル
なお、羽田周辺のホテルでは「ホテルルートイン東京蒲田ーあやめ橋」がおすすめです。以下の宿泊記を参考に。
NODOKAはプライオリティ・パスで3時間無料
今回は受付でプライオリティ・パスと出発便の搭乗券を提示し、NODOKAを3時間無料で利用しました。
さらに、次の3つから2つを選べたため、私は食事1品とノンアルコールビールを選びました。
- 指定メニューから食事1品
- 指定された酒類2本
- シャワー1回(40分)
NODOKAは食事も提供していますが、プライオリティ・パス上の区分はレストランではなく「ラウンジ」です。
そのため、国内のレストランやリラクゼーション施設が特典の対象外となるカードでも、NODOKAはラウンジとして利用できます。楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスでも、年間の無料利用回数に含まれる形で利用できます。
一方、同じ羽田エアポートガーデンにあるALL DAY DININGは「食事」、BODY CARE LUCKは「リフレッシュ」に分類されます。NODOKAとは扱いが異なるため、利用前にカード会社とプライオリティ・パスの最新条件を確認してください。
※無料利用の可否や回数は、保有するプライオリティ・パスの会員プランや付帯カードの条件によって異なります。
年間5回までなら楽天、何度も使うならセゾン
| カード | 年会費 | PP無料利用 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 年間5回まで | 年に数回使えれば十分な人 |
| セゾンプラチナ・ビジネス | 初年度無料 2年目以降33,000円(税込) | 基本的に回数制限なし | 海外旅行や乗り継ぎが多い人 |
年間5回以内なら楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスに申し込めます。無料利用は年間5回までですが、年に1~2回の旅行で数回ラウンジを使う程度なら、十分に収まりやすい回数です。
NODOKAはラウンジに分類されるため、楽天プレミアムカードの無料利用枠を使って利用できます。年会費を抑えながら、今回のように羽田空港で個室や食事を利用したい人には現実的な選択肢です。
楽天市場や楽天トラベルをよく利用する人なら、楽天ポイントを貯めやすいこともメリットです。
旅行回数が多いならセゾンプラチナ・ビジネス
私のように海外旅行や乗り継ぎが多く、年間5回では足りない場合は、セゾンプラチナ・ビジネスの方が使いやすくなります。
セゾンプラチナ・ビジネスでは、プライオリティ・パスのプレステージ会員に年会費無料で登録でき、基本的に利用回数を気にせずラウンジや対象施設を利用できます。
ただし、このカードの価値はプライオリティ・パスだけではありません。海外旅行や出張で活用できる主な特典は、次のとおりです。
- 海外旅行傷害保険:病気やケガ、携行品の損害などに備えられる
- JALのマイル:SAISON MILE CLUBへの登録で日常の支払いをマイルにつなげられる
- 手荷物宅配:国際線利用時にスーツケースを無料で配送できる
- コンシェルジュ:ホテルやレストラン、旅行に関する相談ができる
- ホテル・レストラン優待:一休、Tablet Plus、招待日和などの優待を利用できる
プライオリティ・パスだけを目的にすると年会費は高く感じますが、旅行保険、JALのマイル、手荷物宅配、ホテル・レストラン優待まで利用する人なら、旅行全体で活用できます。
両カードの年会費、利用回数、付帯サービスの違いについては、実際に使って分かったプライオリティ・パス付きカードの比較記事で詳しく紹介しています。
※プライオリティ・パスの無料利用回数や対象施設、カードの付帯サービスは変更される場合があります。申込み前および利用前に、各カード会社とプライオリティ・パスの公式情報をご確認ください。
まとめ|食事ならALL DAY DINING、休息ならNODOKA
羽田空港のNODOKAは、食事の豪華さを求める場所ではありません。しかし、24時間営業で、出発予定時刻の12時間前から利用でき、個室で靴を脱いで横になれる点は大きな魅力です。
- 個室で仮眠できる
- マットや毛布を使って休める
- シャワーを利用できる
- スーツケースをワイヤー錠で固定できる
- 24時間営業で深夜・早朝にも使える
昼間にALL DAY DININGが営業していて、しっかり食事をしたいなら、私はALL DAY DININGを選びます。一方、営業時間外や、フライト前に靴を脱いで横になりたいときはNODOKAが便利です。
食事ならALL DAY DINING、数時間の仮眠・シャワー・休息ならNODOKAと使い分けるとよいでしょう。




