海外旅行でスマホを使うとき、「ahamoだけで足りるのか」「楽天モバイルも持ったほうがいいのか」「海外eSIMは毎回必要なのか」と迷う人は多いと思います。
私自身、海外旅行では楽天モバイルとahamoをデュアルSIMで使っています。オーストラリア、ポルトガル、トルコ、ハワイ、成田空港などで実際に使い比べてみると、海外データ通信はahamoが強い場面が多い一方、場所によっては楽天モバイルのほうが速いこともありました。日本への電話や予備回線としても、楽天モバイルを持っておく意味があります。
この記事では、楽天モバイル+ahamoをデュアルSIMで使うメリット、海外旅行での使い分け、eSIMが必要なケース・不要なケース、実際に海外で使った通信速度の体験談までまとめます。
海外旅行用の通信手段で迷っている人や、eSIMを毎回買うのが面倒だと感じている人は、楽天モバイル+ahamoの2回線運用を検討する価値があります。
まずは、ahamoの海外対象国や楽天モバイルの料金・Rakuten Linkの条件を公式サイトで確認しておくと安心です。
【結論】海外旅行では楽天モバイル+ahamoがデュアルSIM最強の組み合わせ

私にとって、海外旅行でデュアルSIMを使うなら楽天モバイル+ahamoが最強の組み合わせです。ahamoで海外データ通信を行い、楽天モバイルはRakuten Linkで日本への電話と予備回線として使います。海外でも国内でも、片方がつながらない場面で切り替えられるのが2回線構成の強みです。
- 海外データ通信:ahamoなら対象国で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使える
- 日本への電話:楽天モバイルのRakuten Linkなら海外・国内から日本の対象電話番号へ無料で電話できる
- 予備回線:海外・国内で片方がつながらないときに、もう片方へ切り替えて試せる
- 料金面:契約中のプランによっては、大手キャリア1回線よりahamo+楽天モバイル2回線のほうが安くなる場合がある
- 楽天ポイント:楽天モバイル契約によるSPUアップで、買い物額や条件によっては月額料金相当のポイントを得られる
本記事の料金・容量は2026年11月現在の条件です。ahamoの海外データ通信は国内利用分と容量を共有し、海外での利用日数による制限もあります。なお、公式案内では2026年12月1日以降、海外での月間利用可能データ量は40GBへ変更予定です。渡航時点の条件は公式サイトで確認してください。
ahamoと楽天モバイルは、海外旅行での役割が違います。海外データ通信を重視するならahamo、日本への電話や予備回線を持ちたいなら楽天モバイルを確認しておくと選びやすくなります。
私自身、海外旅行ではahamoをメイン回線として使っています。Googleマップ、検索、SNS、ホテル予約、航空券の確認など、旅行中に必要な通信はほぼahamoで対応できます。海外で地図や検索が使えないと不安になるため、海外データ通信を安定して使える回線を持っておくことは重要です。
一方で、海外旅行中はデータ通信だけでなく、日本への電話も必要になることがあります。クレジットカード会社、銀行、航空会社、ホテル、家族など、日本の電話番号へ連絡したい場面です。そのときに楽天モバイルを持っていると、Rakuten Linkで海外から日本の対象電話番号へ無料で電話できます。
また、国内でもahamoが圏外になった場所で楽天モバイルが使えて助かったことが何度かありました。海外でも国内でも、1回線だけでは通信できない場面があります。2回線あれば、片方がつながらないときでも別回線で通信できる可能性があります。
料金面でも、私の場合はauを1回線で使っていた頃より、ahamo+楽天モバイルの2回線構成のほうが安くなりました。海外データ通信、日本への電話、予備回線、国内での通信補完まで含めて考えると、2回線持ちにする理由は十分あります。
ただし、すべての海外旅行でeSIMが不要になるわけではありません。マルタのようにahamoの海外データ通信対象外の国へ行く場合や、海外利用日数・データ容量の上限を超える場合は、現地eSIMや現地SIMを追加したほうが現実的です。
ahamoと楽天モバイルの基本を比較
楽天モバイル+ahamoをデュアルSIMで使う前に、まずはそれぞれの特徴を整理しておきます。ahamoは国内・海外共通30GBのデータ通信と海外ローミングに強い回線です。一方、楽天モバイルはRakuten Linkによる通話、海外2GBの予備回線、楽天市場のSPUアップに強みがあります。
| 項目 | ahamo | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 月額料金(税込) | 2,970円 | 1,078円〜(割引適用前) |
| 国内データ容量 | 30GB(通常プラン) | 3GBまで/20GBまで/無制限の段階制 |
| 海外データ通信 | 海外91の国・地域で国内利用分と合計30GBまで追加料金なし。海外利用日数の制限あり | 対象の国と地域で月2GBまで追加料金なし |
| 国内通話 | 5分以内の国内通話が無料。一部対象外番号あり | Rakuten Link利用で国内通話が無料。一部対象外番号あり |
| 海外から日本への通話 | 海外での音声通話料金が別途必要。国内通話の5分無料は対象外 | Rakuten Linkから日本の対象電話番号への発信が無料 |
| 楽天ポイント | 楽天モバイル契約によるSPU特典は対象外 | 対象プラン契約・エントリーなどの条件を満たすとSPUアップ対象 |
| 向いている使い方 | メイン回線・海外データ通信 | 日本への電話・予備回線・通話・楽天ポイント |
ahamoは30GBと海外ローミングに強い回線
ahamoは、月額2,970円で30GB使えるオンライン専用プランです。海外でも91の国・地域で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えるため、海外旅行中の地図、検索、SNS、メール、ホテル予約、航空券の確認などを任せやすい回線です。
海外旅行で1回線だけ選ぶなら、対象国への短期旅行ではデータ通信のメインにahamoを選ぶ方法があります。残り容量に余裕があり、動画を長時間見続けるような使い方をしなければ、現地eSIMを追加しなくても対応できる場面が多くなります。
楽天モバイルは通話・予備回線・SPUに強い回線
楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制のプランです。サブ回線としてデータ使用量を抑えれば、3GBまで月額1,078円(税込・割引適用前)で持てます。海外で利用したデータ量も月額料金の判定に含まれます。
楽天モバイルの大きな強みは、Rakuten Linkを使った通話です。国内通話だけでなく、海外旅行中に日本の電話番号へ連絡したいときにも使えます。クレジットカード会社、銀行、航空会社、ホテル、家族などへ電話したい場面で役立ちます。ただし、一部無料通話の対象外番号があります。
また、楽天モバイルは対象の国と地域で月2GBまで追加料金なしで使えるため、ahamoがつながりにくい場面の予備回線としても使えます。さらに楽天モバイル契約によるSPUアップもあるため、楽天市場をよく使う人ならサブ回線として持つ意味が大きくなります。
2つを組み合わせると海外旅行で使いやすい
ahamoは海外データ通信に強い一方、海外から日本へ通常の電話をかける場合は別途通話料がかかります。楽天モバイルは追加料金なしで使える海外データ通信が月2GBまでですが、Rakuten Linkで日本の対象電話番号へ無料で発信でき、予備回線としても使えます。
つまり、海外旅行ではahamoをデータ通信のメイン、楽天モバイルを日本への電話・予備回線・楽天ポイント用として持つと、役割がはっきりします。私の場合は、1回線にすべて任せるより、2回線で補い合うほうが実用的でした。
海外旅行での楽天モバイル+ahamoの使い分け
海外旅行では、ahamoをデータ通信のメイン回線、楽天モバイルを日本への電話と予備回線として使います。どちらも同じように使うのではなく、役割を分けておくと、現地で迷わず使えます。
データ通信はahamoを使う
海外でのデータ通信は、基本的にahamoを使います。ahamoは対象国で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えるため、Googleマップ、検索、SNS、メール、翻訳アプリ、ホテル予約、航空券の確認などをまとめて任せやすいです。
海外旅行では、現地に着いてすぐ地図や検索が必要になります。ahamoをメイン回線にしておけば、空港でeSIMを設定したり、Wi-Fiルーターを受け取ったりする手間を減らせます。
日本への電話は楽天モバイルを使う
日本への電話は、楽天モバイルのRakuten Linkを使います。海外旅行中でも、クレジットカード会社、銀行、航空会社、ホテル、家族、仕事関係など、日本の電話番号へ連絡したい場面があります。
通常の国際電話では通話料が気になりますが、Rakuten Linkなら海外から日本の対象電話番号へ無料で発信できます。長く待たされる問い合わせや本人確認が必要な電話でも、対象番号なら通話料を気にせずかけやすいのが大きなメリットです。
無料通話を使う際は、標準の電話アプリではなくRakuten Linkから発信してください。0570などの対象外番号、海外の電話番号への発信、海外での着信は料金条件が異なります。特にiPhoneでは、Rakuten Link以外からの着信が標準電話アプリに届く場合の着信料にも注意が必要です。
楽天モバイルは予備回線として残しておく
楽天モバイルは、日本への電話だけでなく予備回線としても残しておきます。海外では場所によって、ahamoのほうがつながりやすいこともあれば、楽天モバイルのほうが使えることもあります。
知らない土地で通信が止まると、地図、配車アプリ、ホテル情報、航空券の確認ができず困ります。楽天モバイルをサブ回線として入れておけば、ahamoがつながりにくい場面で切り替えて試せます。海外2GBは大容量ではありませんが、緊急時の検索や連絡用としては十分役立ちます。
海外旅行での役割を分けて使うなら、ahamoは海外データ通信のメイン回線、楽天モバイルは日本への電話と予備回線として確認しておくと選びやすくなります。
楽天モバイル+ahamoをデュアルSIMで使うメリット
楽天モバイル+ahamoをデュアルSIMで使うメリットは、海外旅行で「通信できない」「日本へ電話できない」「現地でeSIM設定に失敗する」といった不安を減らせることです。ahamoで海外データ通信を使い、楽天モバイルで日本の対象電話番号への無料通話と予備回線を確保できます。
ahamo+楽天モバイルの役割分担
ahamoでやること
- 海外データ通信のメイン回線
- 地図・検索・SNS
- ホテルや航空券の確認
- 対象国で国内利用分と合計30GBまで追加料金なし
楽天モバイルでやること
- Rakuten Linkで日本の対象電話番号へ無料通話
- 海外月2GBを予備回線として使う
- ahamoがつながらない時の補助回線
- 楽天モバイル契約によるSPUアップ
事前設定を済ませれば、空港で旅行用eSIMを追加しなくてよい
海外旅行で大きいのは、現地の空港に着いてからeSIMを設定しなくて済むことです。ahamoと楽天モバイルの開通・必要な設定を済ませておけば、対象国では到着後に機内モードを解除し、利用回線のデータローミングをONにして通信を始められます。
私はこれまで海外旅行で複数のeSIMを使ってきましたが、スマホの機種やOSによって表示が違い、説明通りに進めてもアクティベートできないことがありました。空港でカスタマーサポートに連絡したり、現地に着いてから通信できずに困ったこともあります。その点、ahamo+楽天モバイルなら毎回eSIMを追加する必要がなく、到着後の手間を減らせるのが大きな利点です。
海外の空港に着いた直後は、ホテルまでの移動、配車アプリ、Googleマップ、家族への連絡、入国後の予約確認など、すぐに通信が必要になります。そこでeSIM設定に失敗すると、旅行の始まりからかなり不安になります。
ahamoは海外データ通信のメイン回線にできる
ahamoを海外旅行のメイン回線にできる理由は、海外91の国・地域で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えるからです。韓国、台湾、ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ主要国など、多くの旅行先でそのままデータ通信を使えます。
残り容量に余裕があれば、Googleマップ、検索、SNS、メール、ホテル予約、航空券の確認、翻訳アプリなど、一般的な海外旅行中の通信に対応しやすくなります。動画を長時間見続けるような使い方をしなければ、短期旅行では現地eSIMを追加しなくても足りる場面が多いです。
ただし、ahamoの海外利用には注意点もあります。海外で最初にデータ通信を利用した日を日本時間で数え、15日経過後の日本時間0時以降は最大128kbpsに制限されます。この制限は、日本へ帰国してデータ通信を行うまで解除されません。マルタのようにahamoの海外データ通信対象外の国もあるため、渡航前に対象エリアは必ず確認してください。
楽天モバイルはRakuten Linkで日本へ無料通話できる
楽天モバイルを持つ大きなメリットは、Rakuten Linkで海外からでも日本の対象電話番号へ無料通話できることです。海外旅行中は、普段よりも日本の電話番号へ連絡したい場面が出てきます。
- クレジットカードが止まった、または不正利用確認でカード会社へ電話したい
- 銀行や証券口座の本人確認で日本の窓口へ連絡したい
- 航空便の遅延・欠航で航空会社や旅行会社へ電話したい
- ホテル予約やレンタカー予約のトラブルで日本語窓口へ連絡したい
- 仕事関係で日本の固定電話や携帯番号へ電話したい
- 家族へ急ぎで電話したい
通常の国際電話では通話料が気になりますが、楽天モバイルのRakuten Linkなら、海外・国内から日本の対象電話番号へ無料で電話できます。海外で長く待たされる問い合わせや、本人確認を含む電話が必要になったとき、無料で日本へ電話できる回線を持っている利点は大きいです。
ただし、Rakuten Linkでも0570から始まるナビダイヤルなど、一部無料通話の対象外になる番号があります。カード会社や航空会社へ電話する場合は、通常の固定電話番号や海外から利用できる問い合わせ先も確認しておくと安心です。
海外から日本へ電話する具体的な方法や、Rakuten Linkで無料になる通話先・対象外になる番号については、別記事「楽天リンク 海外から日本への通話完全ガイド」で詳しく解説しています。
海外でも国内でも片方がつながらないときに切り替えられる
ahamoと楽天モバイルを2回線で持っていると、片方がつながらない場面でも、もう片方へ切り替えて試せます。海外ではahamoのほうがつながりやすい場所もあれば、楽天モバイルのほうが使いやすい場所もあります。
私自身、海外でも国内でも、片方の回線がつながらず、もう片方に切り替えて助かったことが何度もあります。特に海外では、通信が使えないだけで不安になります。知らない土地でGoogleマップや検索が使えない状況は避けたいので、1回線だけに頼らず、2回線を持っておく意味は大きいです。
大手キャリア1回線より2回線のほうが安くなる場合がある
料金面でも、私の場合はauを1回線で使っていた頃(8,000円以上払っていた)より、ahamo+楽天モバイルの2回線構成のほうが安く(約半額)なりました。海外旅行で使えるメリットは大きいですが、国内利用だけで見ても、私にはahamoをメイン回線、楽天モバイルを補助回線にする組み合わせが合っていました。
| 組み合わせ | 月額料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 以前の私のau1回線 | 8,000円以上 | 当時の私の契約・利用状況での料金。現在の各社プランとは条件が異なります。 |
| ahamo+楽天モバイル | 4,048円〜(税込) | ahamo2,970円+楽天モバイル1,078円。楽天モバイルの月間データ利用量3GBまで、割引・有料オプション・別途通話料などを含めない場合。 |
つまり、ahamo+楽天モバイルは「海外旅行をするからお得」なだけではありません。国内でも2回線を持ちながら、現在の契約によっては料金を抑えられる場合があります。そのうえで、対象国ではahamoの海外データ通信やRakuten Linkの日本への無料通話も使えるため、私には料金面でも使い勝手の面でも便利な組み合わせです。
楽天モバイルはSPUアップで月額料金相当のポイントを得られる場合がある
楽天市場をよく使う人なら、楽天モバイル契約によるSPUアップも大きなメリットです。ここで大事なのは、「もともと持っている楽天ポイントでスマホ代を払えば0円になる」という意味ではありません。
ポイントは、楽天モバイルを契約し、エントリーなどの条件を満たすことで、楽天市場の買い物に追加で付くポイントが増えることです。楽天モバイルを契約していなければ付かなかった追加ポイントが発生するため、その増えたポイント分を考慮すると、実質的な負担を抑えられます。
以下は、楽天モバイルのSPU特典分「+4倍」を、対象となる税抜購入額の4%相当として計算した概算です。月間獲得上限は2,000ポイントで、商品ごとの計算や端数処理などによって実際の付与数は異なります。
| 楽天市場の月間対象購入額(税抜) | 楽天モバイル契約で増えるポイント目安 | 月額1,078円との比較 |
|---|---|---|
| 月1万円 | 約400ポイント | ポイント相当額を差し引くと約678円 |
| 月2万円 | 約800ポイント | ポイント相当額を差し引くと約278円 |
| 月3万円 | 約1,200ポイント | ポイント相当額が月額料金を上回る目安 |
| 月5万円 | 約2,000ポイント(上限) | ポイント相当額が月額料金を上回る目安 |
たとえば、楽天市場で対象となる税抜購入額が月3万円ほどある人なら、楽天モバイル契約によって増えるSPU分は単純計算で約1,200ポイントです。楽天モバイルを3GB以内に抑えた場合の月額1,078円を上回るポイント相当額になります。ただし、月額料金自体が無料になるわけではありません。
私自身も楽天市場をよく使うため、楽天モバイル契約によって増えるSPU分を考えると、ほぼ毎月、楽天モバイルの料金に相当するポイントを得られています。
もちろん、楽天市場をほとんど使わない人には、このメリットは小さくなります。また、SPUには対象プラン・エントリー・対象購入額・月間獲得上限・期間限定ポイントなどの条件があります。実際にどれくらいポイントが増えるかは、その月の利用額や条件によって変わるため、最新情報は楽天モバイル公式サイトで確認してください。
海外旅行でeSIMよりahamo+楽天モバイルを選ぶ理由
海外旅行ではeSIMも便利ですが、商品によって購入・設定・アクティベートが必要です。スマホの機種やOSによって画面が違い、説明通りに進めても通信できないことがあります。
一方で、ahamo+楽天モバイルをデュアルSIMで入れておけば、対象国では現地に着いてから新しいeSIMを追加する必要がありません。ahamoで海外データ通信を使い、楽天モバイルを日本への電話や予備回線として使えます。
空港でeSIMを追加設定しなくて済む
海外eSIMは、購入して終わりではありません。QRコードの読み取り、モバイル通信プランの追加、データローミング、APN設定、アクティベートなど、商品に応じて出発前や現地到着後に設定が必要になることがあります。
私自身、これまで複数の海外eSIMを使ってきましたが、設定では何度もつまずきました。成田や羽田で事前にeSIMを入れようとしても、説明通りに進めているのに表示される画面が違ったり、アクティベートがうまくいかなかったりしたことがあります。
困ってサポートに連絡しても、すぐにつながるとは限りません。返事がなかなか来ないこともありました。現地に着いてから問い合わせようとしても、日本との時差やサポート時間の関係で、すぐに対応してもらえないこともあります。
実際に、現地の空港に着いても通信できず、空港からホテルまでWi-Fiなしで移動しなければならなかったこともあります。知らない土地でGoogleマップや配車アプリが使えない状態はかなり不安です。
その点、ahamo+楽天モバイルなら、対象国で必要なローミング設定を済ませていれば、到着後に旅行用eSIMを追加せず通信を始められます。空港でeSIM設定に時間を取られず、地図や検索を使いやすいことは、海外旅行では大きなメリットです。
主回線・副回線の設定で迷いにくい
海外eSIMを使う場合、出発前に設定を済ませたつもりでも、実際に現地で通信できるかは到着してから確認することになります。eSIMの追加、主回線・副回線の選択、データ通信に使うSIM、データローミングのオン・オフなど、確認する項目が多くあります。
以前、auを使いながら海外eSIMを入れていたときは、au側のデータローミングを海外でオンにしないようにかなり気を使っていました。海外では、電話をしなくても、データローミングがオンになっていればスマホが通信してしまうことがあります。
実際に、知人は「海外で電話をしなければ高額請求されない」と思っていたものの、ローミングがオンのままになっており、10万円以上の請求になったことがあります。これは当時の契約・料金条件での体験ですが、海外eSIMを使うときは、元の日本の回線が意図せず通信しないように設定を確認する必要があります。
楽天モバイルを海外で使うときの高額請求リスクや、料金が発生しやすい場面については、別記事「楽天モバイル海外利用で高額請求?料金が発生する5つの場面と対策」で詳しくまとめています。
長時間のフライト後、時差や疲れがある状態で細かい通信設定を確認するのは負担です。説明通りに進めているつもりでも、スマホの表示が違うと、実際にこの設定で合っているのか、うっかり日本の回線をオンにしてしまうのではないかと不安でした。
その点、ahamo+楽天モバイルなら、対象国・地域ではどちらも海外データ通信をプラン内で使えます。ahamoは国内利用分と合計して月間30GBまで、楽天モバイルは海外月2GBまで追加料金なしで利用できます。普段から使っている2回線で役割を決めておけば、現地で新しいeSIMを追加する手間や、回線を選ぶ際の迷いを減らせます。ただし、利用回線・データローミング・通話料金の確認は必要です。
現地eSIMを買い足さなくても追加料金なしで使える
海外eSIMは、旅行のたびに購入費用がかかることがあります。国や日数、データ容量によって料金は変わりますが、毎回eSIMを買うと旅行の通信費は積み上がります。
その点、ahamoは対象国で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えます。楽天モバイルも対象国と地域で海外月2GBまで使えるため、対象エリアへの短期旅行で容量が足りる場合は、新しくeSIMを買い足さず、その分を現地での食事代などに回せます。なお、両回線の月額基本料金は必要です。
ただし、すべての海外旅行でeSIMが不要になるわけではありません。渡航先や滞在期間、データ使用量によっては、現地eSIMや現地SIMを用意したほうがよいケースもあります。次の章で、eSIMが必要なケース・不要なケースを整理します。
海外旅行でeSIMは必要ない?必要なケース・不要なケースを整理
ahamo+楽天モバイルをデュアルSIMで使っていれば、海外旅行で毎回eSIMを購入しなくても足りるケースは多いです。ただし、すべての旅行でeSIMが不要になるわけではありません。
ポイントは、渡航先がahamoの海外データ通信対象国かどうか、海外利用日数が制限にかからないか、旅行中にどれくらいデータ通信を使うかです。この3つを確認すれば、eSIMを追加で用意すべきかどうか判断しやすくなります。
ahamo対象国への短期旅行ならeSIMなしでも足りることがある
韓国、台湾、ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ主要国など、ahamoの海外データ通信対象国への短期旅行なら、現地eSIMを追加しなくても足りることがあります。ahamoは海外91の国・地域で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えるため、一般的な海外旅行なら対応しやすいです。
旅行中に使う通信は、Googleマップ、検索、SNS、メール、翻訳アプリ、ホテル予約、航空券確認などが中心です。動画を長時間見続けるような使い方をせず、出発時の残り容量に余裕があれば、数日〜1週間程度の旅行ではahamoだけでも十分な人は多いです。
さらに楽天モバイルも対象国と地域で海外月2GBまで使えるため、ahamoをメイン回線、楽天モバイルを予備回線として持っておくと安心感があります。短期旅行なら、まずはahamo+楽天モバイルで足りるかを考えてから、必要に応じてeSIMを追加する流れで十分です。
マルタなどahamo対象外の国ではeSIMや現地SIMを検討する
一方で、マルタのようにahamoの海外データ通信対象外の国では、現地eSIMや現地SIMなど別の通信手段を検討する必要があります。ahamoが対象外の国では、ahamo回線で海外データ通信を使えません。
そのため、渡航前には必ずahamoの対象国一覧を確認しておく必要があります。対象外エリアへ行く場合は、海外eSIM、現地SIM、空港SIM、楽天モバイルなど、渡航先に対応する通信手段を候補に入れておくと安心です。
楽天モバイル側も、渡航先が海外ローミング対象国かどうかを確認しておく必要があります。楽天モバイルの対応エリアは、別記事「楽天モバイルが使える海外ローミング対応国一覧」でまとめています。
特に、乗り継ぎ地と目的地が違う国になる場合は注意が必要です。乗り継ぎ地ではahamoが使えても、最終目的地では対象外ということもあります。海外旅行では、目的地だけでなく、経由地も含めて通信手段を確認しておくと安心です。
15日を超える海外滞在ではahamoの速度制限に注意
ahamoは海外でも国内利用分と合計30GBまで追加料金なしで使えますが、海外で最初にデータ通信を利用した日を日本時間で数え、15日経過後の日本時間0時以降は、海外での通信速度が最大128kbpsに制限されます。
この制限は、データ容量が残っていてもかかります。追加購入や月またぎ、海外での国の移動では解除されず、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。
そのため、1週間程度の海外旅行や、2週間以内の短期滞在には向いていますが、留学、ワーケーション、長期出張、長期の周遊旅行では注意が必要です。15日を超える滞在では、現地eSIMや現地SIMを併用したほうが快適に使える場合があります。
長期滞在では、現地通信会社のSIMのほうがデータ容量や料金面で有利になることもあります。ahamo+楽天モバイルは、短期の海外旅行との相性が良い組み合わせです。
大容量通信を使う人はeSIMを追加したほうが安心
旅行中に動画を長時間見る、テザリングでパソコン作業をする、写真や動画を大量にクラウドへアップロードする場合は、ahamoの残り容量だけでは足りないことがあります。
このような使い方をする人は、ahamoをメイン回線にしつつ、必要に応じて現地eSIMや大容量eSIMを追加するほうが安心です。逆に、地図、検索、SNS、翻訳、予約確認が中心なら、短期旅行ではahamo+楽天モバイルだけで十分なケースも多いです。
海外旅行でeSIMが必要かどうかの目安
eSIMなしでも足りるケース
- ahamo対象国への短期旅行
- 海外利用日数による速度制限にかからない
- 地図・検索・SNS・翻訳アプリ中心
- 残り容量に余裕があり、動画やテザリングをあまり使わない
eSIMや現地SIMなどを検討するケース
- ahamo対象外の国へ行く
- 15日を超えて海外で利用する
- 動画視聴やテザリングをよく使う
- 長期滞在・留学・ワーケーション
短期の海外旅行でeSIMを追加するか迷っている方は、まずahamoの海外対象国と、楽天モバイルの海外利用条件を確認しておくと判断しやすくなります。
ahamo対象国への短期旅行なら、まずはahamo+楽天モバイルで足りるかを考え、対象外の国や長期滞在、大容量通信が必要な場合だけeSIMや現地SIMを追加する。この考え方にすると、海外旅行の通信手段を選びやすくなります。
実際に国内外で楽天モバイル+ahamoを使った体験談
ここからは、国内外の空港や観光地で楽天モバイルとahamoを使い比べた結果を紹介します。海外ではahamoが強い場面が多い一方、楽天モバイルのほうが速い場所もありました。実際の測定結果からも、2回線を持っておく意味が分かります。
以下の数値や接続先は、私が現地で測定した時点の記録です。同じ場所でも、端末・時間帯・混雑状況・現地ネットワークの変更などによって結果は異なります。
オーストラリアでは場所によって通信速度が逆転した
オーストラリアでは、シドニー空港国内線ターミナルとオペラハウス周辺で、楽天モバイルとahamoの通信速度を比較しました。シドニー空港では楽天モバイル、オペラハウス周辺ではahamoのほうが速く、同じシドニー市内でも結果が逆転しました。
シドニー空港では楽天モバイルが速かった

シドニー空港国内線ターミナルで、楽天モバイルとahamoの通信速度を同じ場所で測定しました。
楽天モバイルはVodafone Australia、ahamoはTelstraに接続しました。どちらも5Gにつながりましたが、この場所では楽天モバイルのほうが速い結果となりました。
- 楽天モバイル:下り130Mbps/上り54.3Mbps/パケットロス0%
- ahamo:下り74.3Mbps/上り13.0Mbps/パケットロス29.6%


ahamoも下り74.3Mbps出ているため、数値だけを見ればWeb検索や動画視聴にも十分な速度です。ただし、今回の測定ではパケットロスが29.6%発生していました。通信の安定性まで含めると、シドニー空港では楽天モバイルのほうが良好でした。
シドニー空港では、国内線ターミナルと国際線ターミナルのラウンジやレストランも実際に利用しました。プライオリティ・パスで使える施設については、別記事「シドニー空港ラウンジ5施設を実体験で比較」で詳しく紹介しています。
オペラハウスではahamoが速かった

シドニー・オペラハウス周辺で測定すると、シドニー空港とは反対にahamoのほうが速い結果となりました。
ahamoはOptusの5Gに接続し、楽天モバイルはVodafone Australiaの4Gに接続しました。
- ahamo:下り97.2Mbps/上り29.4Mbps/パケットロス0%
- 楽天モバイル:下り13.2Mbps/上り23.4Mbps/パケットロス0%


楽天モバイルの下り13.2Mbpsでも、Googleマップ、Web検索、LINEなどの一般的な用途には使えます。ただし、Webサイトや写真の読み込みを含めた快適さでは、下り97.2Mbpsを記録したahamoのほうが上でした。
シドニー空港では楽天モバイル、オペラハウス周辺ではahamoのほうが速く、同じシドニー市内でも結果が逆転しました。また、楽天モバイルは両地点ともVodafone Australiaにつながりましたが、ahamoは空港ではTelstra、オペラハウスではOptusに接続しています。海外ローミングでは場所によって接続先や通信状態が変わるため、2回線を切り替えられるデュアルSIMのメリットを実感しました。
ポルトではahamoも楽天モバイルも使えたが、メインはahamoが安心だった

ポルト空港では、ahamoが下り108Mbps、上り9.28Mbps、パケットロス0%、楽天モバイルが下り26.7Mbps、上り3.19Mbps、パケットロス0%でした。どちらも使えましたが、速度面ではahamoのほうがかなり快適でした。
ポルト地下鉄では、ahamoが下り150Mbps、楽天モバイルが下り93.4Mbpsという結果でした。一方で、アップロードやパケットロスでは楽天モバイルのほうが安定している場面もありました。場所によって強い回線が変わるため、2回線持ちの意味を感じた場面です。
イスタンブール空港ではahamoが快適で楽天モバイルはつながりにくかった

イスタンブール空港のターキッシュ航空ラウンジでも、楽天モバイルとahamoを比較しました。このときは、楽天モバイルはほぼ圏外状態でほとんどつながらず、ahamoは下り107Mbps、上り47.4Mbps、パケットロス0%という結果でした。
ラウンジ内でもahamoはかなり快適で、SNS、YouTube、写真のアップロードも問題なく使えました。空港やラウンジではWi-Fiもありますが、混雑していたりログインが面倒だったりすることもあります。自分の回線で安定して通信できると、空港での待ち時間も安心して過ごせます。
トルコでの楽天モバイル・ahamoの詳しい実測レビューは、別記事「トルコでahamoは使える?楽天モバイル比較・実測レビュー」でまとめています。イスタンブール空港、ホテル、市内移動中の通信状況や、楽天モバイルとahamoの使い分けについて詳しく紹介しています。
ハワイでは混雑したワイキキでもahamoが安定していた

ハワイでは、ワイキキ、アラモアナ、ワイケレ、ホノルル空港など複数の場所でahamoを使いました。特に印象的だったのは、ワイキキのヒルトン周辺で金曜花火を見たときです。ブラックフライデーで海辺はかなり混雑していましたが、ahamoは下り22.7Mbpsで通信でき、楽天モバイルはほぼ圏外でした。
混雑した観光地では、速度そのものよりも「つながるかどうか」が重要です。地図、待ち合わせ、SNS投稿、ホテルへの戻り方の確認など、海外では通信できるだけで安心感が違います。ハワイでは、ahamoをメイン回線にしておいてよかったと感じました。
ハワイでの詳しい実測レビューは、別記事「ahamoをハワイで使ってみた実測レビュー」でも詳しくまとめています。ワイキキ・アラモアナ・ホノルル空港などで実際に計測した記録をもとにしています。
成田空港では楽天モバイルのほうが快適だった

海外だけでなく、日本国内でも差が出ることがあります。成田空港では、同じ場所・同じ端末で測定したところ、楽天モバイルは下り132Mbps、ahamoは下り56.2Mbpsでした。さらにahamoはパケットロスが大きく、体感でも楽天モバイルのほうが快適でした。
実際に使い比べると、海外ではahamoをメイン回線にしたほうが安心できる場面が多くありました。一方で、シドニー空港や成田空港のように、楽天モバイルのほうが速い場所もあります。どちらか1回線だけに絞るより、楽天モバイル+ahamoの2回線を持っておくほうが、国内外の通信トラブルに対応しやすくなります。
国別の詳しい通信レビューは、韓国・フィンランド・イギリスの記事でも紹介しています。渡航先が決まっている方は、あわせて確認しておくと通信手段を選びやすくなります。
楽天モバイル+ahamoがおすすめな人
楽天モバイル+ahamoのデュアルSIMは、海外旅行での通信トラブルを減らしたい人、国内でも2回線を持っておきたい人に向いています。特に、海外でeSIM設定に不安がある人や、日本への電話手段を確保しておきたい人には相性が良い組み合わせです。
- 海外旅行に年1回以上行き、国内でも2回線を活用したい人
- 海外でGoogleマップや検索をよく使う人
- 海外から日本へ電話する可能性がある人
- eSIMの設定やアクティベートが不安な人
- 国内でも圏外対策として2回線持ちしたい人
- 現在の契約と比較して、通信費を抑えながら2回線を持ちたい人
- 楽天市場をよく使い、SPUアップも活かしたい人
海外旅行では、通信できないだけで移動や予約確認に困ります。ahamoを海外データ通信のメインにし、楽天モバイルを日本への電話・予備回線として持っておけば、1回線だけに頼るより安心感があります。
また、楽天市場をよく使う人なら、楽天モバイル契約によるSPUアップも見逃せません。楽天モバイルを単なるサブ回線ではなく、通話・予備回線・ポイント面まで含めて活用できる人には、特におすすめです。
海外旅行での通信手段を増やしたい人は、ahamoをメイン回線、楽天モバイルを日本への電話・予備回線として組み合わせると使いやすくなります。まずは、それぞれの料金や海外利用条件を公式サイトで確認しておきましょう。
楽天モバイル+ahamoがおすすめできない人
一方で、楽天モバイル+ahamoのデュアルSIMがすべての人に向いているわけではありません。海外旅行にほとんど行かない人や、スマホ回線をできるだけシンプルに1本化したい人には、2回線持ちはやや面倒に感じる可能性があります。
- 海外旅行にほとんど行かず、国内でも1回線で困っていない人
- スマホ回線を1つにまとめたい人
- デュアルSIMの設定や管理をしたくない人
- 長期滞在・留学・ワーケーションの通信を、この2回線だけで賄いたい人
- ahamo対象外の国へ行くことが多い人
- 毎月の通信費をとにかく最小限にしたい人
- 楽天市場をほとんど使わず、通話や予備回線も必要ない人
特に、マルタのようにahamoの海外データ通信対象外の国へ行く場合や、15日を超える長期滞在では、ahamoだけに頼ることはできません。その場合は、楽天モバイルの対応状況と必要な容量も確認し、現地eSIM、現地SIM、長期滞在向けの通信手段を別に用意したほうが現実的です。
また、楽天モバイルを3GB以内に抑えれば月額1,078円から持てますが、それでも2回線分の月額料金と管理が必要です。海外旅行の頻度が少なく、楽天市場もあまり使わないなら、ahamo単体や別の格安SIMを検討したほうが合う場合もあります。
楽天モバイル+ahamoを使う前の注意点
楽天モバイル+ahamoは、海外旅行用のデュアルSIMとしてかなり使いやすい組み合わせです。ただし、使う前に確認しておきたい注意点もあります。
特に、ahamoの海外利用は対象国・地域、15日制限、データ容量の確認が重要です。楽天モバイルも追加料金なしで使える海外データ通信は月2GBまでなので、使い方によっては現地eSIMやホテルWi-Fiとの併用も考えておきましょう。
ahamoの海外対象国を事前に確認する
ahamoは海外91の国・地域で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使えますが、すべての国で使えるわけではありません。渡航先が対象外の場合、ahamoの海外データ通信をそのまま使うことはできません。
韓国、台湾、ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ主要国などでは使いやすい一方で、マルタのように対象外の国もあります。出発前には、必ずahamo公式サイトで渡航先が対象国に入っているか確認しておきましょう。
特に、複数国を周遊する場合は注意が必要です。最初の国ではahamoが使えても、次の国では対象外ということもあります。乗り継ぎ地や周遊先も含めて確認しておくと安心です。
15日を超える滞在では速度制限に注意する
ahamoは海外でも国内利用分と合計30GBまで使えますが、海外で最初にデータ通信を利用した日を日本時間で数え、15日経過後の日本時間0時以降は最大128kbpsに制限されます。容量を追加購入しても解除されず、日本へ帰国してデータ通信を行う必要があります。
1週間程度の海外旅行や、2週間以内の短期滞在であれば使いやすいですが、留学、長期出張、ワーケーション、長期の周遊旅行では注意が必要です。
15日を超える滞在では、ahamoだけに頼るのではなく、現地eSIMや現地SIM、ホテルやカフェのWi-Fiを併用する前提で考えたほうが安心です。
楽天モバイルの海外データは月2GBまで追加料金なし
楽天モバイルは対象の国と地域で、海外データ通信を月2GBまで追加料金なしで使えます。複数国で使う場合も合計2GBです。使い方によっては短期旅行のメインにもできますが、私はahamoの予備回線として使っています。
地図や検索、LINE、メールの確認程度なら役立ちますが、動画視聴やテザリング、写真や動画のアップロードを続けるとすぐに消費してしまいます。
2GBを超えると最大128kbpsに制限されますが、自動で追加料金が発生するわけではありません。高速データ通信が必要な場合は、1GBあたり500円(海外ローミングのデータチャージは非課税)で追加購入できます。
楽天モバイルの海外2GBを超えた場合の速度制限や追加データ料金については、別記事「楽天モバイル海外利用で2GB以上になったらどうなる?」で詳しくまとめています。
そのため、私のように海外でデータ通信を多く使う場合は、ahamoをメイン回線、楽天モバイルをサブ回線として使うと便利です。楽天モバイルは、万が一ahamoがつながりにくい場所での予備回線や、日本への電話用として考えると使いやすいです。
出発前にデュアルSIM設定を確認しておく
楽天モバイル+ahamoを海外で使うなら、出発前にスマホのデュアルSIM設定を確認しておきましょう。現地に着いてから慌てて設定すると、どちらの回線で通信しているのか分かりにくくなることがあります。
基本的には、モバイルデータ通信に使う回線をahamoにしておくと分かりやすいです。スマホの表示名も「ahamo」「楽天モバイル」のように分かりやすくしておくと、現地で迷いにくくなります。日本への無料通話は、標準電話アプリの回線選択だけで済ませず、Rakuten Linkから発信してください。
海外で利用する際は、ahamo回線のデータローミングをONにします。楽天モバイルをデータ通信にも使う場合は、my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」と端末側の設定を確認してください。デュアルSIM対応状況や同時に使えるSIMの組み合わせも、端末によって異なります。
また、海外で使う予定のない回線や、意図しないデータ通信への切り替えが有効になっていないかも確認しておきましょう。出発前に設定を整えておけば、現地到着後に落ち着いて通信を始められます。
楽天モバイルの海外ローミング設定を詳しく確認したい方は、別記事「楽天モバイル海外ローミング完全攻略」も参考にしてください。
iPhoneで楽天モバイルが海外でつながらない場合の原因や設定手順は、別記事「楽天モバイル iPhone が海外で使えない?原因と対処法」でも詳しく解説しています。
大容量通信はホテルWi-FiやeSIMと併用する
海外旅行中に動画を長時間見る、パソコンをテザリングで使う、写真や動画を大量にアップロードする場合は、ahamo+楽天モバイルだけでは足りないことがあります。
特に、旅行中に仕事をする人や、SNS・YouTube用の動画を多く扱う人は、ホテルWi-FiやカフェのWi-Fiも併用したほうが安心です。必要に応じて、現地eSIMや大容量eSIMを追加する選択肢もあります。
楽天モバイル+ahamoは、短期旅行で地図・検索・SNS・翻訳アプリを使うにはかなり便利な組み合わせです。ただし、大容量通信まで完全にカバーするものではないため、使い方に合わせて通信手段を組み合わせましょう。
まとめ|海外旅行のデュアルSIMは楽天モバイル+ahamoが最有力
海外旅行用のデュアルSIMを考えるなら、楽天モバイル+ahamoはかなり有力な組み合わせです。ahamoは海外91の国・地域で国内利用分と合計して月間30GBまで追加料金なしで使え、楽天モバイルは対象国と地域で海外月2GBまで追加料金なしで使えます。
ahamoをメイン回線、楽天モバイルを予備回線として使えば、海外旅行中の地図、検索、SNS、翻訳アプリ、ホテル予約、航空券確認などに対応しやすくなります。さらに、楽天モバイルは日本への電話やSMS認証用としても役立ちます。
海外でSMS認証を受け取る場面が多い方は、別記事「海外で楽天モバイルのSMSは使える?料金や設定方法」も確認しておくと安心です。
海外eSIMは便利ですが、商品によって旅行のたびに購入・設定・アクティベートが必要です。スマホの設定に慣れていない人や、現地到着後すぐに通信を使いたい人にとっては、あらかじめ楽天モバイル+ahamoを入れて必要な設定を済ませておくメリットは大きいです。
楽天モバイル+ahamoが向いている人
- 海外旅行で毎回eSIMを設定するのが面倒な人
- 韓国・台湾・ハワイ・アメリカ・ヨーロッパの対象国などへ短期旅行する人
- 地図・検索・SNS・翻訳アプリを中心に使う人
- 日本への電話やSMS認証も使える状態にしておきたい人
- 海外でも予備回線を持っておきたい人
一方で、ahamo対象外の国へ行く場合、15日を超えて海外で利用する場合、動画視聴やテザリングなどで大容量通信を使う場合は、現地eSIMや現地SIMも検討しましょう。
つまり、短期の海外旅行なら楽天モバイル+ahamoを基本にし、必要な場合だけeSIMや現地SIMを追加するのが現実的です。最初から毎回eSIMを買うのではなく、まずは自分の渡航先と滞在期間、残り容量や通信量に合わせて選ぶと無駄がありません。
海外旅行で通信手段に迷っているなら、まずはahamoをメイン回線、楽天モバイルをサブ回線として使う形を検討してみてください。私の体験では、2つを組み合わせることで、海外旅行中の通信トラブルに対応しやすくなり、不安も減りました。
ahamoと楽天モバイルは役割が違うため、海外旅行では2つを組み合わせると使いやすくなります。最新の料金、海外利用条件、対象国は公式サイトで確認しておきましょう。





